キッチンの高さの選び方

キッチンの高さ 体験談

 「緩く楽しく」をモットーに。どうもSuzukiです。

 新居のキッチンを決める際、私はキッチンの高さを高くして欲しいと頼みました。

 以前の家の流し台はおそらく一般的な高さが故、身長164cmの私は二年連続で腰を痛めてしまいました(ギックリ腰)。二度とも土鍋を洗っている際にやられてしまい、鍋好きな家族のために、そして私自身のためにも新居のキッチンの高さはどうしても高くして欲しかったのです。

 皆さんの家のキッチン高さはどうですか?中には辛い思いをしている方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回はキッチンの高さについての記事です。

キッチンの高さは決まってる!?

 キッチンの高さ(ワークトップの高さ)はJIS規格で定められています(JIS A 0017:2018 キッチン設備の寸法)。ワークトップの高さは5cmごとに選べるようになっているのが一般的で、この高さは切るときの体勢を基準に寸法を算出しています。 

 

【JISより抜粋】 ワークトップの高さ (単位:mm) 800,850,900,950

 

参考URL

JISA0017:2018 キッチン設備の寸法

 

 キッチンメーカー各社やリフォーム業者では一般的に【(身長÷2)+5㎝】と案内しています。これを私の身長に当てはめると

 

(164cm÷2)+5cm=87cm

 

と算出され、私の場合ですと高さ900mmのものを勧められることになります。実際、我が家のキッチン高さも900mmです。

 ちなみにこの計算式は何をもって決められてるかご存知でしょうか?これは成人女性の平均身長を参考に、女性が作業のしやすい高さになるよう考慮された計算式となっています。

 要するに「女性が切る作業をする際の体制を基準に算出された数値」です。

 2015年の統計データによると、成人女性平均身長 156.7cmとなっております。男女ともに年々増加傾向にあるので、これらの計算式が考えられた時よりも日本人の身長は高くなっています。

 ですので、この古い式に当てはめても合わない場合もあります。

 

https://www.mhlw.go.jp/toukei/youran/indexyk_2_1.html 

参照:厚生統計要覧(平成29年度) 第2編 保健衛生 第1章 保健 第2編 保健衛生 第1章 保健 第2-6表

 

キッチン高900mmの使い勝手は?

 実際この高さはまな板で作業する際には問題ありません。力加減や腰の負担も気になりません。しかし、洗い物作業になると腰の負担が生じてきます

 なぜこのようなことが生じるのかというと、我が家の場合

 

キッチン高900mm-シンク深180mm=720mm

 

となり、シンクでの作業になると結局、腰に負担のかかる体制になってしまうからです。

 洗い物は持ち上げてすればいいんじゃないの?と思う方もいらっしゃると思いますし、実際家族にも言われましたが、そんなにうまくいきません。

 蛇口に近くなることにより、たいていの場合水が跳ねます。洗い物が多いときにそれに気をまわすよりも、跳ねないように前かがみの体制で洗う方が早く終わります。

 食器洗い洗浄機があれば、洗い物の負担も軽減されます。実は我が家にも搭載されてはいるのですが、

家族
家族

今は働いてないし時間あるんだから、自分で洗えばいいじゃん

 と、いうことで今は手作業で洗っています。ちなみにこれも私の要望でつけてもらいました。働いているとこれらの作業が負担にもなりますし、洗剤での手荒れもするので、これもどうしてもつけて欲しかったのですが、まだ使ったことがありません。

 ちなみに一番辛いのがシンクそのものの掃除です。これはもう本当にどうしようもないです。10分程度の作業なので我慢するしかありません。

 

結局どうしたらいいの?

 正直、正解はありません。これらは各ご家庭の作業比率にもよりますので、

  • 毎日遅いし料理はそんなにしない
  • 家族が多いし洗い物がたくさん
  • 食洗器を置くスペースがない

などなど、これらは事情がまちまちです。ですので調理台かシンクかどちらにウエートを置くかを考える必要があります。

 しかしJISの基準にもあるように、刃物を使う方の高さに合わせておけば安全は考慮されるかと思います。また、加熱調理機(ガスコンロやIH調理器)にも配慮しなければならないので、やはりこちらの高さに合わせる方が無難かと思います。

 シンクを使う際は、少し足を広げて(肩幅くらい)作業すると作業する体制が若干低くなるため、幾分楽になります。あまり広げると今度は体制が安定しないので、ご自身が作業しやすい体制を探してみてください。

 あとこれは見落としがちになるのですが、キッチンマットを敷くとその分高さが変わります。前の家ではさらにその下にクッションフロアも敷いていたため、余計にキッチンの高さが低くなっていました。

 油料理が多い方、集合住宅にお住いの方や小さなお子様がいらっしゃるご家庭は、これらを使用されていることが多いと思います。ですので、キッチン購入の際はそれらの分の高さも考慮してキッチンの高さを決められた方がいいでしょう。

 実物を見る際は、実際使う自分を想定した履物で見るようにしましょう。ヒールのある靴よりスニーカーなど、ヒールのないフラットの靴の方がいいです。そこで実際に物を切る格好や、シンクで洗い物をする格好をして、ご自身に合う高さを検討してみてください。

 近年、共働き世帯の増加とともに男性も台所に立つ機会が増えました。女性の身長だけでなくパートナーと相談して決めた方が後々いいのではないでしょうか。台所仕事は毎日の事になるので、できる限りお互い負担になりにくい高さを相談してみてください。

 最後になりましたが、本記事とは逆に身長が低い方でキッチンの高さを調整する場合は、クッションフロア、キッチンマット、スリッパなどを用いるか、それでもまだ高い場合は踏み台の使用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

  • 日本人成人女性の平均身長より高ければワークトップの高さは高めがいい
  • 実物で作業台高さとシンク深さの確認
  • 食器洗い機の使用
  • キッチンマットやクッションフロアなどを敷く場合の高さも考慮する
  • 家事の分担で男性も使うことが増えているので、使う人の高さを考慮して相談する
  • 低いと感じるシンクを使う際は、肩幅くらい足を広げて作業すると安定する
  • キッチンが高い人はクッションフロア、キッチンマット、スリッパ、踏み台などで調整する

 

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