ブラック企業?に勤めていた話

体験談
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 「緩く楽しく」をモットーに。どうもsuzukiです。

 いやーWordPress難しいですね!設定や何やらで苦戦していますが楽しいです。とりあえず突貫で引っ越ししたのでまだまだ修正が必要な状況ですが、少しずつ変わっていくのも楽しみの一つになりました。しかし、本を読む時間が取れないのでひと段落したら本を読みたいですね。そんなわけで、今回は引っ越し記念(?)といたしまして、つい最近まで勤めていた会社の話を書きます。

紹介されたとある会社

 今から1年半程前に、とある大手企業に派遣社員として2年近く勤めていたのですが、そこでの直接雇用への道が厳しそうだったので、諦めて転職しようと考えていました。そんな話を知人にしたところ、その知人の知人が働いてくれる人を探しており、求人をかけずにその知人の伝手で人を探しているとのこと。仕事は社内で技術を習得し、ゆくゆくは在宅勤務してもらうということでした。その仕事内容には興味はあったのですが、今まで機会もなくこりゃ無理かなと思ったところ、むしろ未経験の方が望ましいとのこと。その上労働条件はこちらが決めてもよいという謎の求人でした。なにそれこわい。今から考えるとそこで気づくべきだったんですが、私は数年来のその知人の事をすっかり信用しきっていたので後日面接に行くことになりました。

面接から採用まで

 面接当日、履歴書と職務経歴書持参したのですが、ろくに見られることもなく話は進んでいきます。「知人さんが紹介してくれた人は信用してるから採用」とこれまた謎の基準。縁故採用ってこんなもんなのかな…とも思いつつ、将来のビジョンや社内に新しい風を、と熱く語った社長。正社員雇用で条件はこちらの提示という甘い誘惑に目がくらみ、何より知人を信用していたので特に疑問に思わず。結果、労働条件は本当にこちらの提示したもので採用してもらいました。新しい風を入れたいということで、十数人の採用者すべてに対して同様の措置を取ったそうです。いわゆるフレックスタイム制ですが、その措置は新規採用者だけで以前より勤務している社員は適用外でした。後に機会があり、その件について社長に聞いたのですが曰く「向こうから言ってきたらやってやらんこともないよ」とのこと。あかんやつやん。

採用から辞めるまで

 もともとパソコン仕事は苦にならないので一日座っていても問題ありません。未経験でしたが真面目に黙々と作業して一日も早い習得を目指していました。しかも仕事内容は一人前になるには十数年掛かるとのことですので、じっくり習得すればいいよと言われていました。しばらくすると直属の上司が今流行りのクラッシャー上司という類の人と判明し、半年経過するころにはターゲットが私になっていました。クラッシャー上司のwiki見てきたらまんま過ぎて見てたら辛くなってきた。まあ結果的に潰されて辞めることになったんですが、これも含め途中から気になるところがありすぎて仕事に集中できなくなりました。

▼気になったところのまとめ

  • 社内のありとあらゆるところにパワーストーンが設置されている
  • 社内のありとあらゆるところにありがたいお言葉が掲げられている
  • 社内のありとあらゆるところに縁起物が設置されている
  • 社員の作業環境より風水の方が大事
  • 社内の雰囲気にそぐわない絵画が飾られている
  • 定期的に人間学なるものを学ばせる時間があり、内容は若干宗教染みている
  • 霊能力者を経営コンサルとして雇用し、頼り切ってる
  • 言わずもがな親族経営のワンマン社長、話聞かせてといいつつ自分の価値観と異なると恫喝叱責人格否定、もちろん人の話なんて聞くつもりはない
  • 社長の主張が思いつき・行き当たりばったりで適当なため一貫性がない
  • 「昭和の考えは今どき流行らないから」と言いつつ思考と風土がガチ昭和
  • 飲食は禁止だけどタバコはいつでもオッケー
  • 「男の人」と「女の人」という分類
  • 社員は仕事が好きで残業していると信じ切っており「働かせてやってる」
  • 「入社時に金の事(給与等)をしてきた人は全員断った」とのこと 

などなど 

 時代は平成から令和へ移ろうとしているのにまだあるんですねこんな会社。というか親族経営の中小企業ってこんなもんなんですか?今までにないケースでしたので何もかもが全く理解できませんでした。上記全てが衝撃でしたが、特にスピリチュアル信仰が半端なくてヤバい感じです。

 コンサル曰く「suzukiさんは今まで恵まれたところに勤めすぎ。ここは中小企業ではむしろは素晴らしいところ」とのこと。一般的に言われているブラック企業とは少し毛色が違うような気がしなくもないですが、私にとっては色々おかしなことだらけで馴染むことができませんでした。ビジョンもなにも、人間不信と理解不能に陥りました。

 あと、辞めた要因の一つとして最初に聞かされていた話と違ったから。知人には「勤務中のお菓子OK!雑談OK!みんなで明るく楽しく和気あいあいと自由に仕事ができる会社!そしてsuzukiさんは2~3年で在宅可能だよ」と言われていました。前半は正直驚きましたが、働いている人間が毎日楽しく、そして社内の雰囲気を明るくしたいという考えから、と説明を受けたのですが実際は真逆で、しかも社長は「楽しく仕事をするという意味を勘違いしてる人がいる」と。

 私が入って毎日目にしていた職場環境は、ピリピリした雰囲気の中で部下が上司の顔色をうかがうという状態だったんですが、社長の楽しく仕事ってどういう意味だったんですかね?明るい雰囲気とは程遠い状態かと思いますが?他の採用者も私と同様の内容で釣られたので、話が違うと陰で話していました。

 給与もいわゆる手当上乗せ系のもので、基本給が相当安く設定されており、残業しても時間給1000円いくか行かないかってレベルでした。なのでお金の話をしてくる人は嫌だったんですね。給与って労働者にとって重要な基準なんですが、なんでないがしろにするんですかね。転職者で最初から愛社精神を持って働く人なんてそうそう居ないんだから、給与って明瞭にしておかなくてはならないと思うんです。あと入社前からお願いしていた雇用契約書も全然もらえなくて、数か月経ってようやく貰えたのは私だけというね。

 在宅勤務の話は大手通信会社に話を持って行ったけど全く相手にしてもらえなかったようで、在宅は無理だと言われました。話違うんじゃないですかと言ったら「もししたかったらここを辞めて、自分で数百万するソフトを買って独立したら仕事を回してあげるよ」と。え?めちゃくちゃじゃない?そういう話って人を雇う前に詰めとくんもんじゃないの?行き当たりばったりにもほどがあるでしょ?と社長の舵取りに不安を覚え、不信感しかありませんでした。

 中途採用者のフレックスタイム制ですが、もちろん社員同士で歪が生じました。仕事もできないのに遅くきて早く帰りやがって、と他にも要因はあるとは思いますが、中途採用者への風当たりは相当ひどいものでした。でもそうなるのも仕方ないかなと。納得できる説明を従業員にしておかなかった社長の判断ミスかと思います。まあワンマンなのでなんで社長の俺が決めたことをいちいち従業員に説明しなきゃならないの?的かと察します。とりありえずスピリチュアルなもので会社をコントロールしようとする前に、本来やらなければならないことはたくさんあるのではないかと思います。

 そんなこんなでたった1年ですが会社を辞めました。今では紹介してくれた知人とも距離を置いたのでどうなってるかは知りませんが、おそらく何も変わっていないのではないかと思います。社長が会社を変えたいと思っても、その本人が何も変わらないので変わるわけがありません。人の話も聞かない人種だしどうしようもないですよね。そういやある日謎の説教を食らっているときに言われたのが「suzukiさんが変わらないと。人を変えることなんてできないんだから、まずは自分が変わらないとダメだ」と言われましたが、壮大なブーメランなのではないでしょうか。もちろん辞めて後悔なんて微塵も感じていませんが、未経験で採用してもらい1年だけですが経験を積ませてもらえたことだけは感謝しています。

 それではまたね。

 

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